今回の超大作SF映画「スタートレック」を映画関係者の友人に招待されて、プレミアム試写会に行ってきた。
プレミアム試写会は、洋画に関しては、ディカプリオの舞台挨拶以来だ。彼も映画で見るより大きくて、やはり愛嬌のある世界のスターだった。
今回のBEYOND(ビヨンド)は、前々作、前作の監督JJエイブラムスがプロデュースし、監督にはワイルドスピードシリーズで有名なジャスティン・リン監督がタッグを組んで制作をした。
その二人が来日し、舞台挨拶をするとの話だったので、映画好きの私からすると生涯で1度しか会えないかもしれない二人に直接会える最初で最後の出会いかもしれないと思い、楽しみに参加させてもらった。
JJエイブラムスは、愛嬌とユーモアのある人柄だった。
彼の作品の「クローバーフィールド」や脚本で参加した「アルマゲドン」もインパクトある地球の規模感が伝わる作品で大好きだ。
スピルバーグ監督と組んだ「スーパー8」は、宇宙人ものだが、まあまあといった感じだ。
「My favorite city is Tokyo in the world.」と挨拶でも言っていたが、JJも日本のオタク文化が大好きでかなりマニアックだ。
右が、ジャスティン・リン監督。意外とシャイな人柄だった。
彼が監督としてブレイクしたワイルドスピードの「TOKYO DRIFT」からもう10年。挨拶を聞いていて、もう10年経つの?と耳を疑った。とても時間の流れるのは早い。
真ん中は、脚本も今回担当して、出演もしているサイモン・ペッグ。ひょうきんで愛嬌があって終始、笑顔で手を振っていた。出演の役も本来の彼の人柄がそのまま出ているキャラだ。
これまでもスタジオ映画の撮影で、当時の技術の中で、その映像美のリアリティに驚かされたスタンリーキューブリックの「2001年宇宙の旅」やその後の「インターステラー」、最近では宇宙の中にいるような感覚をみせた「ゼロ・グラビディ」、地球の巨大さを表現した「アルマゲドン」、巨大な宇宙船に支配される「第9地区」、月の映像がきれいな「アポロ13」、「惑星ソラリス」などSF大作はほとんど映画館で見てきたが、今回のスタートレックはIMAX映画館の最新の技術を最高級に盛り込んだ、完璧な映画だった。
ミュージカルやステージのリアリティを超えた、「映画界における今世紀最大のSFリアルワールド」の実現といってもよい、リアルな映像美。今回の「スタートレック」は、絶対にIMAXシアターで見ないと損です。公開されたらぜひ、IMAXシアターでご鑑賞してみてください。