昨年「蛍光灯2027年問題」への取組みの状況がメディア等に取り上げられましたが、その後の業界の動きについてお伝え致します。
すでにご存知の方も多いと思いますが、2027年末までに蛍光灯の製造・輸出入が禁止されることが決まり、照明器具業界に大きな
変化が訪れています。
具体的にはFHTやFHPなどの「コンパクト形蛍光灯」のランプは2026年12月末。
20W、40Wなどの直管と丸型蛍光灯のランプは2027年12月末で製造・輸出入が禁止となります。
出典:環境省HPより抜粋。
<画像をクリックすると環境省のページが表示されます>
蛍光灯ランプの大手であるパナソニックエレクトリックワークス(大阪府門真市)は、10月1日に蛍光灯(蛍光ランプ)の生産を
2027年9月末までに終了すると発表していますが、昨年の10月に行われた展示会・セミナーにおいて
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●コンパクト形蛍光灯のランプ:2025年9月末で受注終了。26年9月末で生産終了。
●直管と丸型蛍光灯のランプ:2026年9月末で受注終了。27年9月末で生産終了。
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との方針を発表いたしました。
また、これに伴う蛍光灯の増産もほとんど行う予定がないとのことです。
他の蛍光灯ランプメーカーも似た動きとなると思われ、その後はどのメーカー品の物でも蛍光灯の交換もできなくなるので、
生産完了前の「駆け込み需要」が発生し、蛍光灯のさらなく価格高騰がすると思われます。
「蛍光灯が手に入らなくなったからLEDにしようか。」と思った時にはすでにLED照明も欠品や品薄になっている可能性があります。
さらに工事業者の手配が増々難しくなり、交換工事まで数ヶ月待つ必要があるケースも考えられます。
そうならない為にもLED照明への早めの切り替えを検討することで、供給不足や価格高騰による影響を最小限に抑えることが
できるので、直前のドタバタにならないよう、早めの計画を立てながら最適なLED照明の導入・検討をおすすめ致します。
特に高温や腐食性ガスが発生していてLEDに交換できない場合も当社は対応可能です。
お気軽にお問い合わせください。