実は、水銀灯や蛍光灯は、優秀な照明で、劣悪な環境などに非常に強いのですがLED照明は、熱や粉塵・オイルミスト・塩害・湿度などに非常に弱く、現場の環境を考えた提案が必要になります。
水銀灯400Wを使用しているので、水銀灯400Wの代替えの明るさの照明を使って、同等の明るさがあれば良い。そう思っていた5年前など、環境のことを全く考えずにLED照明をつけた結果・・・
今分かっていることは、LED照明の仕様書の温度や点灯時間など、説明書の詳細を読まずに、ミスマッチで導入してしまった結果、不具合が発生してしまった。
- 熱ダレで変形する
- 電源が壊れる
- 不点灯が目立つ
- チカチカ光
しかも、保証期間が2年などで短いので、どうにもならない、、、。
様々な要因が起因し、LED照明は長く持つと思っていたら、意外と持たない。そう、それは、LED照明は半導体部品を使用した電子機器だからです。
LED照明は、人と同じだと考えると分かりやすいです。
夏はクーラーをかけて、25℃で設定していて、
涼しい中で人が快適にいます。
LED照明も、快適な環境で使われているので、
人が快適な場所は、LED照明も快適です。
冬は暖房をかけて、26℃で設定していて、
暖かい中で、人が快適にいます。
LED照明も、快適な環境で使われているので、
人が快適な場所は、LED照明も快適です。
しかも、夏の点灯時間は、夕方から夜にかけてなので、一日の点灯時間は、
例えば、夕方4時位~寝るのが11時なら、たった7時間
冬の11月~3月の4か月間は、もっと日が沈むのが早いし暗いので、朝から点灯していて途中は人が活動していていないとしたら、
使用環境 | 1日の点灯時間 | 1年間の点灯時間 |
---|---|---|
一般家庭 | 9時間 | 3385時間 |
12時間稼働工場 | 12時間 | 4380時間 |
24時間稼働工場 | 24時間 | 8760時間 |
一般家庭では、一日の点灯時間が、7時間や11時間で年間平均して9時間とすると
9時間 ×365日 = 3285時間
一年間365日で、たったの 3285時間 なのです。
これが一日の点灯時間が24時間工場の場合、
24時間 ×365日 = 8750時間
になります。
24時間工場の一カ月の休みが8日だとして269日にすると
24時間 ×269日 = 6456時間
約2倍の6456時間にもなります。
リビングで使用しているシーリングライトなどが長持ちして8年ほど持ったとしても同じ時間で考えると、工場などで使用している照明は、 同じ8年間で2倍もの点灯時間になってきます。
単純に保証期間を考えた場合、一般製品は5年保証なので、5年間は安心して使えるので、上記の計算でいくと、1年間の使用時間3285時間×5年間=16,425時間 は安心して使えることになります。
法人向けのLED照明の多くの製品が1年や3年の保証です。しかも多くの製品が一日の点灯時間を12時間以下での使用と制限している為、実際は、12時間×365日=4380時間×2年保証=8760時間しか保証を担保していないのです。しかも取替えの工事費は含んでいないので、壊れた際の交換費用は別途、製品代より大きく負担する必要があります。12時間×稼働日数269日の場合は、6456時間しか保証を担保していないことになります。
弊社は基本的なLED照明で5年保証、しかも、万が一の交換工事費を含んでいます。
仮に12時間の使用で、5年保証だとした場合でも、12時間×269日×5年=16,140時間になります。