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代表伴ブログ

LED照明

LED市場で33%の普及率と同時に起きている現場でのミスマッチ

(著者撮影)

LED照明の普及率が33%の数字をみて、どう思われますか?まだその程度か、と思われる方が多いかもしれません。

実際、普段目にするような飲食店や商業施設の新店舗などはデザイナーが入って施工している為、LED照明になっていることも多く、普及が進んでいますが、逆に進んでいない場所はどういう場所があるか?説明していきましょう。

・特殊な環境で工場などで水銀灯を使用している場合

工場といっても様々な工場があります。特殊な環境で稼働している工場が多いのが実情で、非常に環境が良く、人にも優しく稼働している工場はほとんどありません。夏場は暑く、冬場は寒い。また、工作機械があり、油を使用している現場はオイルミストが飛んでいますし、製鉄所などは熱源の関係で、高温で、粉塵が舞っていたり、食品工場であれば、湿度が高かったりします。さらに、熱源がある工場は、熱源を止めるわけにはいかないので、24時間体制の工場や360日稼働している現場などが非常に多くあります。
LED照明は電子機器なので、こういう上記のような環境に対して非常に弱いのを何度も説明していますが、こういう事例も多数あります。
周囲温度40℃までの環境で使用してください、と仕様書に書いてあるのに実際は、粉塵が舞っていて、温度が60℃になるような工場で使用していました。
水銀灯の400Wと同じ明るさのLED照明なら何でも良い、という認識です。
仕様書の「禁止事項」などは説明する側も電気工事業者もあまり見ないのです。
LED照明が長寿命といっても、それはそのLED照明の仕様がその環境にあって使用されている場合であり、LED照明の仕様が現場の環境とミスマッチすると、使用している電子部品や、照明の部材、LED素子などがミスマッチすることになるため、簡単に壊れてしまいます。
下記の写真は、LED照明の樹脂のカバーが、熱で溶けてしまっているケースです。
樹脂のレンズが熱で溶けて、内側のLED素子が見える状態
また、東芝のLED製品でも発表されているように、製品の表面のカバーが生産している現場で、落下してしまう危険なケースもあります。
LED高天井照明器具点検・改修のお知らせ(オイルミスト等の特定環境下で使用されるとカバーが破損し落下する恐れ)
2019年3月29日 東芝ライテック株式会社
日頃は、弊社製品をご愛用いただきまして誠にありがとうございます。
さて、弊社製の「LED高天井照明器具(一般形)」の一部の器具で、特定環境(オイルミスト・溶剤・アルカリ系薬品・接着剤等を用いている工場や厨房など)でご使用され続けますと、器具下面にある透明カバーの取付け部が破断し落下する可能性があることが判明しました。
つきましては、カバーの落下を防止し安心してご使用いただくために、お客様の使用環境を確認の上、落下防止の対応をさせていただきます。該当する形名の照明器具をご使用のお客様におかれましては、「4.お問い合わせ共通窓口」までご連絡くださいますようお願いいたします。
お客様にはご迷惑とお手数をおかけいたしますこと、深くお詫びいたします。
ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
特定環境とされる環境・場所
オイルミストが多い場所 金属加工の工場、厨房等
溶剤、薬品が揮発している空間 塗料、接着材を使用する工場、鋳造・めっき工場、印刷所、実験室等
油汚れなどの洗浄・クリーニングを行う場所
※ 上記の特定環境以外では問題なくご使用いただけます。
1.製品
体育館、ホール、工場、倉庫などの高天井に設置されています。
当然ですが、製品がそういう工場の環境に対応していないにも関わらず、設置されれば、透明カバーが落下して、生産現場に落ちてしまったり、体育館で使用していたら、人に当たってしまう可能性が高いので、非常に危険な訳です。
現場での確認作業や補修作業をするためにも取り外しを行い、生産現場の作業をストッをさせたりするために、非常に大変な作業や現場調整が必要になってきます。特に高天井の水銀灯が設置されている場所は、天井が10mなど高いため、高所作業車などが必要になる場所です。その作業段取りが非常に大変です。
東芝製品の不具合に関してのリンクはこちらから
そして、弊社の方では、依頼されたお客様のLED照明の技術的な故障の原因の見解などを分析して、レポートしています。これまで、数多くのメーカーの壊れた製品を分析・解析してきました。どこかのタイミングで報告いたします。
LED照明の分析・解析レポート依頼はこちらから
もし何かございましたら、お気軽にお問合せください。
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