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ワイン作りとCO2排出量の関係

author:株式会社サンエスオプテック

普段ワインを飲んでいて、ワインが好きな人は気になるところだと思いますので、世界や日本がCO2排出量0(カーボンニュートラル)を進める中でワインの生産における排出量などをお伝えできればと思います。

ワイン作りにおいて、1本のワインを作るにあたって、どのくらいCo2を排出しているのかご存じでしょうか?

ワインの作り方(味わいは別として)、作るのには簡単にいうと黒ブドウや白ブドウを収穫して、それを圧搾して、大きなタンク(ステンレス・樽・コンクリートなど)にいれてアルコール発酵をしていきます。ブドウの酵母の微生物が果実の糖分を分解して、アルコールとCO2に変えていきます。そしてワインが作られていく訳ですが、ご存じの通り、ワインを1本作るには、CO2が排出されていくわけです。

ワイン品質や味わいは非常にシンプルで、原料のブドウで決まりますが、そのブドウの在り方や醸造製法などでそのワインのクオリティが決まってきます。フランスのブルゴーニュ地方のワインは、土地で決まる考えなので、土地に対しての価値がワインの価値でもあり「単一の畑の良し悪し:世界一有名で高級なロマネコンティは、単一畑でしかも畑の面積が非常に小さく、限られた生産量の中で素晴らしい味わいのワインが作られるので、世界一高級になる訳です」考え方が自然環境から作り出す畑:テロワールになります。

同じフランスでも、よく比較されるボルドー地方は、テロワールの考え方より「シャトー:城」の考えで、1789年のフランス革命の後の土地を所有した貴族たちが作り手になっているので、「作る人が重要」という考え方があります。内陸の田舎の方のブルゴーニュ地方のぶどう畑はそれぞれ小さく、また単一品種でのワインの作り方が基本ですが、ボルドーはそれとは異なり、商業・貿易の街だったボルドー地方のジロン川の右岸・左岸の畑から作り出すブドウ品種のブレンドから作り出す複雑な味わいを作り出していくのが主なワイン造りの手法になります。

ドイツのモーゼル

まあ、そんな話の中でブドウの栽培面積でみると日本のブドウの栽培面積が実は世界一なのです。しかし、それはワインの醸造用ではなく、生食用になります。日本のワインは最近でこそ世界で賞を取ったり認められてきましたが、海外と違って、ワイン用のブドウを作る環境エリアが限られていて栽培するのが難しいのと、生食用で販売した方がブドウが高く売れるのが理由になります。もともとワイン用のブドウの栽培は、雨があまり降らず、痩せた土地で、いかに長く保存できるブドウを栽培出来るかという土壌の関係とヨーロッパでの宗教の普及や修道院での栽培が絡んでいるので、歴史を紐解いていくとかなり面白いです。「その所以で赤ワインはキリストの血」とも言われるわけです。そして、前置きが長くなりましたが、世界で一番栽培されているのが「巨峰」です。栽培面積が約36万haになります。追って、世界を見渡すとカベルネソーヴィニヨン、サルタナ、メルロー、テンプラニーリョなどの栽培面積が続いてきます。

  • No1.日本:巨峰(生食用) 黒 栽培面積 36万ha
  • No2. フランス ボルドー:カベルネソーヴィニヨン 栽培面積 34万ha
  • No3. アフガニスタン:サルタナ 生食・乾燥・ワイン 栽培面積 27万ha
  • No4. フランス ボルドー:メルロ (ワイン用) 栽培面積 26.6万ha

個人的には、赤はカベルネソーヴィニヨン、メルロー、シラー、アメリカのジンファンデル、グルナッシュ、白はカリフォルニアの樽香があるシャルドネが好きですが、ワインの世界は奥深くブドウの改良品種や交配などもあり、その気候や地域で生産するブドウのブレンド配合など様々な要因で味が全然違たワインが出来るのが面白いところです。

そして、ワイン1ℓ作るのに、排出するCO2の量ですが、2007年当時は多く見て2㎏と言われていました。しかし、ボルドー地方の発表によると、2021年のCO2の排出量が2008年と比較して、30%ダウンの58万7000トンと発表されました。ボルドーの生産量が約54万㎘なので、1ℓあたり約0.9㎏になってきたことになります。

製造過程においては、やはり醸造において一番CO2を排出するため、28%を占め、栽培時のトラックからの排出量・ワインの運送・輸送・ガラス瓶の製造工程などが諸々占めてきます。各製造工程において、自動化などを行いCO2排出量を減らしてきているのが現状です。ぜひ、美味しいワインを飲む際にはそんなことも気にせず飲みたいものですね。

もっと色々話したいことがありますが、今日はこの辺で。

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