企業が長寿で存続するコツとは何か?Vol.2

 

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先日、人間の寿命は長くても125歳までが寿命として限界だと発表された。

どんな企業でも100年以上存続している企業は、時代の流れとともに経営者も交代をしており、少なくとも3世代以上は、経営者が交代しているのが実情だろうか。

また、それだけ長い時代を経験して会社が存在していくということは、どんな時代でも生き残っていくだけの会社の生産する製品・サービスが常に世の中で認められ、社会貢献をし、その時代の変化に対応して生み出されていくか、時代の変化に合わせて事業形態が変化していくか、時代の変化に負けない物を生産しているかということになるだろう。

日本国内で、長寿命企業とは、どういう業種なのか?

また、地域においても何か特徴があるのか?また、日本国内だけでなく、世界を見た場合、国民性の違いや地域・産業の違いで何か影響がないのか気になったので調べてみた。

国により人の寿命や教育レベル・経済状況・政治・戦争などの紛争、天災も地域によって異なるように、企業の存続のし易さなども国によって必ず違いがあるはずだ。

国内の長寿企業を調べてみた結果、 都内では1349年に創業した和菓子製造の「塩瀬総本家」が最も古いことが分かった。

これは、668年に渡って、企業が存在していることになる。 半世紀以上だ。 https://www.shiose.co.jp/

会社の経緯を見ると生産しているお饅頭の技術だけでなく、安定しない様々な戦乱の時代も生き延びてきた創業家やその後の者たちの生き様や運が分かる。

会社が存続出来る理由の一つは、経営陣、後継者達の生きる時代に合わせた生命力や活動が、国を統治する政治や宗教の動きにも大きく関係してきているのも非常に重要な要素だと感じられる。

また、その会社の持つ技術を権力のある第3者が評価しているかも非常に重要な要因だ。

また、都道府県別で、存続している会社数をみると意外な事実が判明した。

当然、人口数と比例して企業数の存続する数の大小があると思った私の予想は、以下の通り。

1位、東京都 2位、大阪府、3位、愛知県 4位、京都、5位神奈川県横浜市か兵庫県神戸市あたりだろうと考えた。

特に今のように全国的な流通網があり、ネット社会でどこでも何でも買える時代背景や大型のインフラがない時代には、企業が売り上げを維持していくにはその地域の安定した需要があり、その地場の信用を得ながら提供できる物(名産)・サービスがあること、ただし、それを全国に拡販していくということであれば、それが差別化でき、全国で流通出来る流通網と動く人がおり、生活に必ず必要とされるものでなければならない。

そう考えると、全国展開を図れるような製品は限られそうだ。また、昔の流通網などは今のように発展していなかったので、その地場にまで行って受けたい製品・商品・サービスでなければならない。

また、温泉などのようにその地に行って、治療をするような生命に関係する領域のものでなければならないだろう。

当然人口数に応じてその需要も決まってくるため、地場での安定した需要がどれだけあるかも必ず必要になってくるはずだ。

それが、私の予想した理由だ。

しかし、予想とは異なり、結果は意外な方向へ動いた。

100年以上存続する企業の数は以下の通り。

(1) 「東京都」が2058社(9.3%)

(2) 「愛知県」(1211社、5.5%)

(3) 「大阪府」(1080社、4.9%)

(4) 「京都府」(1030社、4.6%)

(5) 「新潟県」(1011社、4.6%)

1位から3位は分かる。4位の京都は昔の都だけある、伝統工芸文化だ。

そして、想定外の結果で、5位にランクインしたのが私の出身地、新潟だ。

この結果には驚いた。その理由は何か?ますます興味が湧いてきた。

Vol.3へ続く。